みなさんこんにちは。がちゃぶろクロスです。
車のタイヤ交換って一般的にガソリンスタンドやディーラーだったり
タイヤ専門店に持ち込んでって方が多いと思います。
でもこのタイヤ交換って意外と自分で出来たりするんです。
あまりに大きいタイヤとかは難しい部分もあるかもしれませんが
軽自動車等の小さいタイヤであれば女性でも出来ます。
このタイヤ交換が出来るようになればお店でした場合に掛かる工賃もカット出来
節約にも結びつけれるようになります。

この記事を読むことで家庭で出来るレベルのタイヤ交換のノウハウが分かるようになります。
※ジャッキは車載あるいは市販のものをイメージしてもらえると良いかなと思います。
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交換手順は全部で9ステップ
①車を安全で平坦な場所に止めて、サイドブレーキを掛ける
これが意外と出来ていない人が多いです。
平坦な場所に止めていないとジャッキアップして交換している際に車体がバランスを崩したりして
ジャッキから外れたりしたした場合、車体が落ちて腕を挟んだり思わぬケガをするリスクがあるので
気を付けましょう。
またサイドブレーキも必ず掛けましょう。
これをしてないとホイールナットを緩める際、タイヤが一緒に回ってしまい非常に危険です。
②ホイールナットを全数少しだけ、緩める
ここ意外と大事な部分です。
ホイールナットは基本的にきつく締まっています。
特にお店とかでタイヤ交換した際なんかはトルクレンチと言って、規定のトルクまで締めれるレンチで
締めます。また場合によってはトルクレンチを使わず、インパクトレンチという電動のレンチで
ガッチガチに締めていることもあります。
それをジャッキで上昇させる前に少しだけ緩めます。

これってなんの意味があるの?

すごく意味があることなのよ!
重要な部分よ!
上昇してから固く締まってるホイールナットを緩めようとすると
緩める方向に非常に大きな力が加わります。
その力が車体全体に伝わり、車体のバランスがズレ、ジャッキから車体が外れ車体が
落下する恐れがあります。
③ジャッキポイントに合わせて、ジャッキを掛け車体を上昇させる
ナットを少し緩めたら、いよいよ車体を上げます。

※ジャッキポイント=ジャッキを掛ける部分
車体下サイド側にある黄色枠の溝が切ってある部分がジャッキポイントになります。
ここの部分にジャッキの先端(車体との接地面)を当てて、少し上昇させ
再度ジャッキポイントにズレがないか確認して、良ければタイヤが浮くぐらいまで
上昇させます。

こんな感じでジャッキポイントに対して、ジャッキを垂直に当て、上昇させます。
タイヤと路面との接地面が数センチ空くぐらいまで上昇してあれば十分です。
④ホイールナットを緩めて、タイヤを外す

ナットを全数緩めるとタイヤが外れるようになります。
ホイールナットは近くに置いてあってもいいですが無くさないように(笑)
タイヤ自体軽いものではないので、外す際は十分注意して外してましょう。
腰を痛める可能性もあるので、腰をしっかり落としてなるべく負担が掛からないように注意。
⑤タイヤの取り付け
交換して新たに付けるタイヤの取り付けをします。
ここは外した要領と一緒で重さに注意しながら、取り付けます。
⑥ホイールナットの仮締め
次にホイールナットを仮締めします。

その際に黄色〇部分のホイールハブにきちんとホイールが接地してあることを確認しましょう。
この部分ではナット自体はまだ本締めではなく、仮締めでOKです。
⑦ジャッキで上げた車体をゆっくり下げる
タイヤを仮締めで固定出来たら、ジャッキで上昇させた車体をゆっくり下げます。
手巻き式のジャッキであればゆっくりと下げる方向へ回します。
油圧式のジャッキであれば圧抜きバルブをゆっくり解放させます。
まだナットも仮締めの状態なので、一気に車体を下げると思わぬ事故に繋がる可能性があります。
必ず「ゆっくり」下げましょう。
⑧ホイールナットを本締めする
車体が下がったら、ここで仮締めだったホイールナットを本締めします。
本来トルクレンチ等あればベストですがなかなかご自宅にトルクレンチがある家庭のほうが
珍しいと思いますので、ある程度の力で締め付けを行います。
⑨空気圧とナット締め付けを確認する
最後にガソリンスタンド等で、ご自分で締めたナットの締め付けが良かったか
確認します。
店員さんに
「締め付け確認してもらっても良いですか?」と聞けば大体してくれます。
また同時にタイヤの空気圧も確認しときましょう。
タイヤの空気は非常に重要です。
空気圧の重要性についてはこちらを参考にしてみて下さい。
お店でした場合の費用一覧
冒頭で話した通りタイヤ交換はディーラーやガソリンスタンド、車屋さん等さまざまなお店で
交換が出来ます。
お店で実施した場合の費用がこちらになります。
(※正確な金額はお店によって違うので参考までに)
ディーラー | タイヤ専門店 | ガソリンスタンド | |
タイヤ1本 | 2,500円~ | 2,000円~ | 1,500円~ |
タイヤ4本 | 10,000円~ | 8,000円~ | 6,000円~ |
タイヤ交換とは別でバランス調整というものがあります。
ホイールはひとつひとつ形や重さに違いがあります。その違いがある状態で車体に取り付け
車を走らせると微妙に車体が揺れます。高速で走行すれば尚揺れが大きく感じます。
この揺れをホイールにウエイトを貼ったり、打ち込んだりして個々による
違いを軽減させる処置こそ「バランス調整」と言います。
当然ながらバランス調整も費用が掛かります。
ディーラー | タイヤ専門店 | ガソリンスタンド | |
タイヤ1本 | 1,000円~ | 1,000円~ | 1,000円~ |
タイヤ4本 | 4,000円~ | 4,000円~ | 4,000円~ |
お店によって違いはありますがおおよそどのお店でも
1本あたり1,000円程度で調整していくれるところがほとんどです。
※お店によってはタイヤ交換とバランス調整がセットになっている場合も
ありますので、交換する前に店員さんに確認したほうが良いです。
バランスが悪いとトラブルに繋がります
バランスの重要性を謳いましたが実は僕も以前バランスを甘くみてて
思わぬトラブルが発生しました。
当時まだそこまでバランスの重要性に無頓着だった僕はタイヤ交換時に店員さんからの
提示にこう答えていました。

タイヤ交換時にはバランス調整もしたほうが
安全走行の上では良いですよ!

う~ん。
だってお金…掛かるんでしょ?

費用は発生しますが
安全の為もありますし、タイヤの寿命にも
関わってきますよ!

そうなんだぁ。
まぁ今回はやめておきます。
基本お金が掛かることに敏感だった僕はバランスだけでそこまで影響ないだろうと
高をくくっていました。(単純にケチってのもあるけどね…)
ある日のこと、季節的に冬が近くなりスタッドレスタイヤに交換しようと
自分でジャッキアップしてタイヤを外したところ
びっくり仰天!!!


た、タイヤからワイヤー出てるっ!!!!
タイヤの変摩耗発生!!!!!
こうなるともう末期です。
いつバースト(パンク)してもおかしくない状況。
もちろんバランスだけがすべての原因とは限りません。
アライメントだったり、様々な外的要因はありますが
バランスも原因のひとつということは間違いありません。
ワイヤーが出てるタイヤで走るのは非常に危険なので
翌年の春先に新しいタイヤに買い換えました…(泣)
バランス代をケチってしまうと後でもっと大きい費用でしっぺ返しがくる可能性があるので
多少の費用は掛かりますがバランス調整も非常に重要な要素だということを頭に入れときましょう
まとめ
いかがでしたか?
車のタイヤ交換って案外自分で出来たりするものです。
要領を纏めると下記になります。
①車は平坦な場所に止めて、必ずサイドブレーキを掛ける。
②ジャッキアップする前にホイールナットを全数「少しだけ」緩める。
③ジャッキポイントに合わせ、ジャッキアップしタイヤを浮かせる。
④ホイールナットを緩めて、タイヤを外す。
⑤タイヤを取り付ける。
⑥ホイールナットの仮締め。
⑦ジャッキを「少しずつ」下げる。
⑧ホイールナットの本締め。
⑨空気圧とナットの締め付け確認。
ただし、基本的な知識はある程度兼ね備えた上で、安全に十分注意して
実施しないと思わぬケガに繋がるリスクがあるので、そこは気を付けましょう。
自分ですれば当然工賃は発生しません。
お店でするよりも確実に節約出来ます!!!
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ではでは!!!

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