みなさんこんにちは。がちゃぶろクロスです。
今回は車のエンジンオイルのお話です。
エンジンオイルは車を走らせる上で欠かすことの出来ない重要な潤滑油ですが
このオイルを規定量より多く入れてしまった場合、車にどのような事が起こりうるのでしょうか。
この記事はこんな人におすすめです。
・エンジンオイルを入れすぎてしまった場合、どうなるのか知りたい
※この記事は5分で読めます。
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エンジンオイルを入れすぎるとどうなる?

エンジンオイルを入れすぎると多少なりとも悪影響があります。
代表的な影響は下記になります。
・燃費が悪くなる
・マフラーから白煙が出る
・オイルハンマーが発生するリスクがある
・オーバーヒートが発生しやすくなる
順に解説していきます。
燃費が悪くなる
これはガソリン代に直結するので、比較的目に見えて分かるかもしれません。
エンジンオイルを入れすぎると、コンロッド(ピストンとクランクシャフトを結ぶ連結部分)がオイルの油面を叩く所謂「オイルたたき」と呼ばれる現象が発生する恐れがあります。
このオイルたたきによって、エンジンオイルの温度が上昇し油膜を保持しづらくなることで抵抗が大きくなり、それがエンジンの回転を鈍らせた結果、燃費性能の低下に繋がります。
マフラーから白煙が出る
エンジンオイルを入れすぎると、本来入る部分ではないシリンダー部分にエンジンオイルが入ったりします。シリンダーに入ったエンジンオイルはガソリンと一緒に燃焼する為、結果的にマフラーから白煙が出ます。
たまに白煙を出して走っている車を見かけますが多少であれば問題ありませんが常に白煙が出る場合は早めに点検を依頼したほうが無難です。
オイルハンマーが発生するリスクがある
オイルハンマーとはエンジンオイルがピストン内部に入り込んでしまった場合にエンジンそのものを破壊してしまう現象です。
なかなか発生する現象ではありませんが一度発生してしまうとエンジン交換等のかなり大掛かりな修理をする必要があり、その場合は修理費も高額になりますので注意が必要です。
オーバーヒートが発生しやすくなる
エンジンオイルの入れすぎにより、エンジンに大きな負担が掛かりオーバーヒートを誘発させる条件が
揃ってしまいます。
オーバーヒートもエンジン自体の交換が必要になるケースがあるので注意が必要です。
エンジンオイルの量を確認する方法
エンジンオイルがどの程度入っているかはご自身で簡単に確認出来ます。
確認方法
①ボンネットを開けて、オイルレベルゲージを引き出す。
オイルレベルゲージはボンネットを開ければ簡単に見付けることが出来ます。
持ち手用に穴が開いていますのでそこに指を掛け、引っこ抜ければ取れます。

通常持ち手部分が黄色に塗色されているケースが多いです。
②ウェス等で保護しながら、ゲージの先端を拭きます。
引っこ抜いたゲージの先端にはエンジン内部のオイルが付着していますのでウェス等を使用して先端のオイルを取り除きます。
③オイルパンにレベルゲージを再度差し込む。
先端の汚れを拭いたあとは元々差し込んであったオイルパンに再度ゲージを差し込みます。
これにより先端に再度オイルが付着します。
④差し込んだレベルゲージを再度引っこ抜く。
差し込んだ後は再度ゲージを引きとり先端に記載のあるオイルレベルのどこの位置までオイルが付いているかでオイル量を確認することが出来ます。

基本的には「low-hi」の間にオイルがあれば良いですが若干の増減はあります。
エンジンオイルを入れすぎた場合の対処法
エンジンオイルを入れすぎた場合はなるべく早い段階で処置をしたほうが車に優しいです。
ガソリンスタンドやディーラーなどで抜いてもらう。
一番は専門のスタッフが在中している店舗に依頼することです。
飛び込みで依頼の場合、多少の工賃は掛かるかもしれませんがメンテナンス作業に精通したプロなら安心して任せられますね。
自分で抜いてしまう。
ある程度知識のある人は自分で抜くのもひとつの手です。
大体はオイルパン下部に抜き取り用のプラグが取り付けられていますので、その部分を外せばオイルを抜くことが出来ます。
気を付けなければいけない点としては抜き取ったオイルの処理です。
オイルパック等があればそちらを使用して燃えるごみとして廃棄出来ますが自治体によって多少の違いもあるかもしれませんので、確認されたほうが賢明です。
あとはガソリンスタンド等に持って行って、廃油処理をしてもらう方法もあります。
ご自分で処理する場合はこちらがおすすめです。
まとめ
エンジンオイルは車を走らせる上で必要不可欠な存在ですが多く入っていれば良いというものでもないですし、逆に少なくても良くありません。やはり「適正な量」入がっていることによりその車の持っているポテンシャルを引き出すことが出来るので、頭に入れておきましょう。
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